KENJI's Blog

23歳。高校教員。サッカーコーチ。

1週間

今週は1週間があっという間に過ぎた感じがした。

 

朝、授業の準備をして、授業して、練習して、帰る寝るのサイクルで。

 

良くも悪くも、「今日」がすぐやってくる感じ。

 

毎日毎日人前で喋る。

 

これはとてもエネルギーを使うし、というかその熱がないと聞いてる方は苦痛だと思うのだけど。

 

学校の先生は忙しい。

 

自分なんかはまだまだ余裕がある方で、自分の授業の準備だけをしているのだが、他の方はそれ以外にもクラスのこと、学校のことまでやっていて、本当に自分が同じ事をできる想像がつかない。

 

大人も子供も、限界までスケジュールが組み込まれている中で、創造性とか自主性とかが育まれるのかという疑問がある。

 

いつしか、こなすだけ

いつしか受け身 

になっていないだろうか。

 

日本という国で、自立したフットボーラーを育むのは本当に困難だと思う。

 

これは他の国との比較とかではなくて、日本という国の学校で働く者としての主観的な感想である。

 

月から金まで朝から夜まで学校。土日は部活。

 

これがスタンダードで。

 

小中高12年間。

 

それが終わると、さあ自分で選択しなさい。

 

全部決めれますよ。

 

では、絶対に無理。

 

まず、学校の在り方を問い、教師の生活の仕方を問い、はじめて子供と余裕を持って向き合える気がする。

 

能力の高い人は、パワーがある人はそれらも解決して来たのだろうけど、自分も含めてそこまで器量がない人にとっては、余裕がない中で良いアプローチもクソもない。

 

ノージャッジで、1あるものを1であり続けさせる場としては成立するかもしれないが、0から1を生み出させる人間は出てこない。

 

いま、通信制で色んな影響力のある人物が学校をつくり出している。

 

そこで、行った人の価値観が変われば、またその人が親になったときには、学校の本当の存在価値が見抜かれる気がする。

 

そして確実にそういう流れは、ある。

 

サッカーコーチの皆さんは薄々気付いてるかもしれないが、ピッチ内の事だけに注力しても、普段いる環境とか、社会とか、教育が、その人間を形成している。

 

日本のサッカーコーチはこの課題と向き合い続ける必要がある。

 

2時間のアプローチだけじゃ絶対に変わらない。

 

子供の価値観に刺激を与えられる環境やら、また継続してアプローチできる体制が必要不可欠である。