内省
刻一刻と情勢は変わっていて、いまだフットボールの再開の日も定まらず。
時間がある分、スタッフ同士で今シーズンのプランを練ったりする事も多い。
これは多くのチームでそうかもしれない。
ただ、やはり最近は内省が多くて、2019年の自分がどうだったか、今シーズンにどう繋がるかの部分を良く考えていて、自分の中では、
①サッカーの理解度・リテラシーが上がって、コミュニケーションの質が上がった
②意図的にゲームを行うという意思が生まれた
という反面
①理解度×能力が低い選手の居場所が無くなった
②失敗や無知をさらけ出せない殺伐とした空気感が生まれた
という負の側面も生んだように思う。
コーチングには「push(押し出す)型」と「pull(引き出す)型」があって、それぞれにメリットデメリットはあるのだけど、2019シーズンでは圧倒的にpushが多かったと思う。
過去のブログも読みながら…
なぜ、自分がpushに寄って行ったかを考えると、新しい環境の中で、周りの選手やスタッフに対して、なんとか自分自身の能力・存在感を示したいという気持ちが強かったからだと思う。
そしてようやく一年経って、いまは自分に余裕があって、pull型の割合を増やして行きたいなあと考えている自分がいる。
そしてなぜ、こういう感情になったかと言うと、ある程度の信頼があるからだと思う。
判断の基準とか、捉え方のフレームは形成されたので、あとはこちらはよく観察して、入り込みすぎてる時には、俯瞰させるように問いかけたい。
勝ちたいとか上手くなりたいという感情を強制するのではなく、そこに訴えかけたいと思う。
最近の自分のノートに「どんな指導者になりたいか」を書いたページがある。
・2つのタイプについて
①子供にサッカーを教える
②プロとして自分のサッカーをつくる(表現する)
→自分は①でありたい
→「ユース育成の“エキスパート”」
※スペシャリストとエキスパートの違い
前者は単に専門家、特化した人。
後者は前者の中でも更に秀でた人、その分野の熟練者の事を指す
Kさん・Wさん・Iさん
→人の感情とか気持ちが分かる人
Oさん・Sさん・Yさん・Rさん
→ロジカルで、拘りがある。ぱっと見でオーラがある
・自分の軸
「選手を熱狂させる指導者」
※熱狂…狂うほど夢中なさま
・選手を熱狂させる指導者とは
①ロジカルにサッカーを捉えて【捉える】
②最も適した方法で伝えられる【伝える】
続く…