KENJI's Blog

23歳。高校教員。サッカーコーチ。

内省

刻一刻と情勢は変わっていて、いまだフットボールの再開の日も定まらず。

 

時間がある分、スタッフ同士で今シーズンのプランを練ったりする事も多い。

これは多くのチームでそうかもしれない。

 

ただ、やはり最近は内省が多くて、2019年の自分がどうだったか、今シーズンにどう繋がるかの部分を良く考えていて、自分の中では、

 

①サッカーの理解度・リテラシーが上がって、コミュニケーションの質が上がった

②意図的にゲームを行うという意思が生まれた

 

という反面

 

①理解度×能力が低い選手の居場所が無くなった

②失敗や無知をさらけ出せない殺伐とした空気感が生まれた

 

という負の側面も生んだように思う。

 

コーチングには「push(押し出す)型」と「pull(引き出す)型」があって、それぞれにメリットデメリットはあるのだけど、2019シーズンでは圧倒的にpushが多かったと思う。

 

過去のブログも読みながら…

なぜ、自分がpushに寄って行ったかを考えると、新しい環境の中で、周りの選手やスタッフに対して、なんとか自分自身の能力・存在感を示したいという気持ちが強かったからだと思う。

 

 

そしてようやく一年経って、いまは自分に余裕があって、pull型の割合を増やして行きたいなあと考えている自分がいる。

 

 

そしてなぜ、こういう感情になったかと言うと、ある程度の信頼があるからだと思う。

 

判断の基準とか、捉え方のフレームは形成されたので、あとはこちらはよく観察して、入り込みすぎてる時には、俯瞰させるように問いかけたい。

 

勝ちたいとか上手くなりたいという感情を強制するのではなく、そこに訴えかけたいと思う。

 

 

最近の自分のノートに「どんな指導者になりたいか」を書いたページがある。

 

・2つのタイプについて

①子供にサッカーを教える

②プロとして自分のサッカーをつくる(表現する)

→自分は①でありたい

→「ユース育成の“エキスパート”」

スペシャリストとエキスパートの違い

前者は単に専門家、特化した人。

後者は前者の中でも更に秀でた人、その分野の熟練者の事を指す

 

ロールモデル

Kさん・Wさん・Iさん

→人の感情とか気持ちが分かる人

Oさん・Sさん・Yさん・Rさん

→ロジカルで、拘りがある。ぱっと見でオーラがある

 

・自分の軸

「選手を熱狂させる指導者」

※熱狂…狂うほど夢中なさま

 

・選手を熱狂させる指導者とは

①ロジカルにサッカーを捉えて【捉える】

②最も適した方法で伝えられる【伝える】

 

 

続く…